学んだことを発信するブログ

ジャンル問わず、学んだことを発信していきます。その過程で私の提供した情報がどなたかのお役に立てればなお嬉しいです!

Webの基本的な仕組み(3)

 本日も引き続き解説していきます!

 

 今回は以前から登場していた「REST」について理解するための一連の前提知識の解説です。

 

 RESTとは、アーキテクチャを構築する上での原理原則のことです。これを専門用語でアーキテクチャスタイルといいます。例えば、プログラミング言語で何かプログラムを書いたとします。この場合、プログラミング言語アーキテクチャスタイルで、それによって形作られたプログラムがアーキテクチャと言えるでしょう。つまり、これら概念を抽象度によって区別すると以下のようになります。

抽象度高 アーキテクチャスタイル(REST) ← アーキテクチャ(ブラウザ、サーバ、プロキシ、HTTP、URI、HTML ) ← 実装 抽象度低  

 

 ここで、新出単語について解説しておきます。

 

 プロキシとは、いわばWebブラウザの使いパシリのような存在です。Webブラウザが必要とする情報を自身でなく、プロキシに取りに行ってもらうということです。このメリットは大きく2つあって、1つ目は依頼元の正体が隠せるということ、2つ目は、場合によってはホームページへのアクセスが早くなることが挙げられます。具体的には、「キャッシュ」という概念が関係しています。要は、Webブラウザが要求している情報が、もうすでに取りに行ったことがあって覚えていれば、わざわざ取りに行かなくてもいいよねということです。

 

 さらに、URIとは、いわばURLのことです。Web上に存在するあらゆる情報(これを「リソース」という)は全てに名前がついています。要求側はその名前を指定してあげることで、求めている情報に辿り着けるわけですが、名前が重複してしまうと、情報に辿り着けなくなるので、それを防ぐべく、個々のURIは一意に定まるようになっています。

 

 さて、そもそもそのリソースにはどうやって辿り着くのでしょうか?今更ですが、これはクライアント(例えば、Webブラウザ)がサーバ側に対して、HTTPというプロトコル(ルール)を用いてクライアントとサーバが通信することで行われています。しかし、単一のコンピュータでなく、クライアントとサーバに分散したのはどうしてでしょうか?この理由は、こうすることでクライアント側に要求されるコンピュータの能力が低くて済むので、PCでなくとも、それこそゲーム機などからもアクセスできると行った、マルチプラットフォーム化が可能になるからです。

 

以上、今回の解説を終わります。

文章の繋がりが稚拙だったように思いますが、もしここまでご覧いただいた方が

いらっしゃいましたら、ありがとうございました。

また、次回以降もよろしくお願いいたします!