学んだことを発信するブログ

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Webの基本的な仕組み(8)

本日も解説してまいります。

 

今回はHTTPに関連する基礎知識についての解説です。

 

 まずは、TCP/IPについてです。これについて説明するには、インターネットが以下の4つの階層に分かれていることから記載した方が良いかと思います。以下4つは番号4)から1)に向かうにつれて、上層になることにご留意ください。

 

1)  アプリケーション層

→ HTTP,NTP,SSH,SMTP,DNS

2)  トランスポート

→ UPP,TCP

3) インターネット

→  IP

4) ネットワークインタフェース層

イーサネット

 

 4)から順番に解説していきましょう。これは階層的なネットワークケーブルやネットワークアダプタなどの物理的な接続部分を指します。3)は実際にデータをやりとりする部分となり、TCP/IPではIPが相当します。IPでは、データを送信することのみを保証しており、実際にその送られたデータが最終目的地に到達するかは保証しません。それに対して、TCPに代表される2)ではIPが保証しなかったデータの転送を保証するのが役割です。このTCPにおいて、転送するデータがどのアプリケーションに渡されるかを決定するのがポート番号で、1〜65535までがあります。HTTPではデフォルトで80番ポートを利用する設定です。1)のアプリケーション層とは、具体的なインターネットアプリケーションのことを指します。例えば、メールやDNS、そしてHTTPを実現する層です。

 

今回は以上で解説を終わります。ご覧頂きありがとうございました。

また、次回以降もよろしくお願いいたします。