学んだことを発信するブログ

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PC の基本的な仕組み(2)

本日も早速解説してまいります!

 

今回は、CPUについて少し詳細を掘り下げてみます。

 

昨日、説明いたしましたように、CPUとは人間においては「頭脳」のような役割を示すものでした。ただ、人間と違うのは、ひたすら命令に忠実なことです。創造力溢れるようなCPはいないということです。「指示はなかったですけど、やっときましたーー笑」なんてことはしないわけです。そんなことをされてもむしろ、PCを使う人間側からしたら、たまったものではありません。

また、これも昨日さらっと触れたのですが、CPUの性能を向上するには、大きく2通りのやり方が存在します。

(1)動作周波数(クロック)をあげる

(2)  CPUの数自体を増やす

 

順を追って説明していきます。まず、(1)についてです。周波数とは単位がHzで表される概念で、1秒あたりに波が何個通ったかで表現されるものです。当然ながら、この1秒あたりの波の個数が多いほど、処理能力が高いということになります。人間で例えるなら、一人の人の頭の回転をめちゃくちゃ早めるというアプローチになるかと思います。

(2)  については、文字通り内蔵するCPUを複数以上に増やすというアプローチです。こういった手法を採用した経緯としては、以下の通りです。(1)では1つのCPUの性能をあげることによって、与えられた命令をより短時間で正確に処理しようとしていました。しかし、クロックが上昇すると、消費電力が増大し、発熱量が増える。そうすると、冷却装置を大型化する必要が出てきたり、騒音が大きくなるなど、諸処の問題が生じてきたということです。人間でいえば、1人の天才に頑張らせすぎた結果、疲れ果てて知恵熱を出し始めたから、人数を増やすことで対処することにしました!というような意味合いになるでしょう。

 

以上、本日のアウトプットでした。